病院、整形外科、ペインクリニック、一般的な接骨院、整体院で、鎮痛剤、筋弛緩剤、ステロイド注射、手術、温熱、マッサージ、電気治療などの治療を受けても改善しないことが多々あります。これは対症療法だからです。

病院で外反母趾の原因は母趾の関節の炎症、歩き方や靴が原因と言われ、炎症止めの注射やそれでもよくならなければ手術をすすめられますが、それも対症療法です。なぜならば、外反母趾の炎症を起こしているさらに原因を突き止めて処置しなければまた元に戻って再発したり、他の箇所で発症してしまうのです。

一般の整骨院や整体院では足底や足背の筋肉のコリをほぐせばいいと思って、しっかり揉んでほぐしたり電気を当てて鎮痛をしますが、根本からは良くなりません。自然治癒力を上げるための整体、足底やふくらはぎの深い筋肉をしっかりほぐす、長い時間かけてマッサージする、背骨をボキッと矯正する、このようなことは間違った施術なことが多いのです。

これらは根本治療ではありません。なぜかというと、外反母趾を引き起こしている根本原因をさまざまなケースごとに見つけ出していないからです。根本原因は、一般の整骨院、整体院はもちろん、整形外科に行ってレントゲンや一般的な徒手検査をしてもわからないことが多いのです。

足の基節骨と中足骨の関節が内側に「く」の字に曲がってしまい、そこにの筋肉や人体関節包などが引っ張られ、痛みを出しています。繰り返しの刺激で炎症も起こりますので、さらに腫れて痛みも悪化します。原因として考えられるものは３つあります。

運動不足

足の筋力、特に足底の筋力低下によるものもあります。靴での生活をしていると、足の指に力を入れることがなくなってしまっています。そうすると足底の筋力低下起こり、体重を支えられるだけの筋力がないので、その周辺の関節やじん帯、軟骨に負担がかかります。

細い靴

女性では、ハイヒールやパンプスなどの先の細い靴を履くことにより親指の先が外に角度が曲がってしまうことがあります。その他、運動をするときの靴。サッカー、野球、陸上などのスパイクでも誘発されることがあります。

姿勢のバランスの崩れ

局所的には外反母趾が起こっていても、その前段階に、その外反母趾を作り出す姿勢の悪さがあることも多いです。多くの場合、姿勢が崩れると前重心、つま先重心になります。そのままいますと、前に倒れやすくなるのでそれをかばうために膝を少し曲げたり、股関節、腰を少し曲げてという具合にどんどん悪い姿勢になります。そうなると、地面に接地している足の重心のかかり方が変わってくるので、負担が溜まってしまいます。これが長く続くと関節やじん帯などが炎症を起こし外反母趾となります。

この3つに共通するのが、『歪み』です。この炎症を起こしている原因こそ、体の『歪み』です。

原因となる歪みは、外反母趾となっている足や足指にあるとは限りません。足首や膝関節、股関節、背骨、骨盤に原因となる歪みがあることがあります。なので、歪み、硬さが取れなければ根本的なところは治ってきません。当院では、炎症はもちろんのこと、根本原因である硬さをとっていき症状の改善を目指していきます。

それは、外反母趾の根本原因を見つけるための『検査』です。しっかり根本原因を突き止めたうえで、整体を行います。根本改善するためには、最優先として、どんな方法で整体や施術を行うかよりも、どの部分に整体や施術を行うかが重要です。

どんなに丁寧にしっかり時間をかけて施術をしても、原因となる部分に整体を行わなければ、効果は半減するどころかまったく効果が現れないこともあります。それくらい、根本原因を見つけだす『検査』は重要なのです。

それに対して、朝霞のちいさな鍼灸整体院では外反母趾の根本改善が望めます。その人その人の外反母趾に最適な施術法を選択します。自然治癒力を高めるのは、当然のことで、その自然治癒力を効率よく、どの部分に働かせれば、外反母趾に効果的なのか？までを見据えた整体を行っています。

そのために、朝霞のちいさな鍼灸整体院では初回だけでなく毎回独自の検査を全身に行い、その中から外反母趾の原因と考えられる箇所を特定し整体を行います。

• 外反母趾の根本原因を突き止めるための検査
• 外反母趾の根本原因に対する適切な整体法

この2つによって、外反母趾を起こしている局所の対症療法だけでなく根本改善の効果が期待できます。