五十肩と自己判断で来院される方や、他の整骨院やマッサージ、病院などで診断されて来る方が多くいます。一般的な考えでは、五十肩は長くかかると言われています。ですが、当院でみてきた五十肩の方でも数回で良くなってしまう方も多くいました。その違いをお伝えします。
長くかかるケースとは
もちろん一般的な捉え方の通りに長くかかるケースもあります。当院が考えるその特徴を挙げていきます。
- 夜、寝てるだけでも痛い
- 痛みが出ると息が止まるくらい痛い
- 痛みが瞬間的でなくあとに残る
- ステロイドを服用している
- 睡眠薬を服用している
- 心療内科の薬を服用している
- 心臓の病気を患っている
というケースでは長くかかることが多くあります。
早く良くなるケースとは
逆に上記に当てはまらなければ早めに良くなる可能性が高いです。中には痛み止めがまったく効かないが、数回の施術で良くなる方もいます。
- 起きているときに動かすのは痛いが寝た状態なら軽くなる
- 座っているときは痛いが立っているときは軽くなる
- 1日の中で痛みが変動する
- お風呂などで温まると軽くなる
- 自力で背骨を良い姿勢に伸ばせる
まとめ
時間がかかるケースは肩関節の腱板そのものの損傷や炎症、癒着が考えられます。それが修復されたり落ち着くまでには数ヶ月かかることは当然です。早く良くなるケースでは、上記のようなことが原因ではなく、肩関節に関連する肩甲骨のゆがみや動きの悪さ、肘、手首のゆがみ、背骨や骨盤が原因のこともあります。
これらの原因がどこにあるかを探し出し、的確に施術することが早く良くするために近道です。