自律神経のお悩みが増えた理由

新型コロナウイルスが流行し、2年ほどになります。当グループ整体院にいらっしゃる方で自律神経のお悩みを訴える方が増えてきました。主なお悩みは頭痛、首肩コリ、めまい、倦怠感、息苦しさ、喉のつまり感、不眠、気持ちの落ち込みなどがあります。病院に行っても特に異常がないとの診断を受けて来られる方が多いです。なぜ増えてきたのかの理由を独自の解釈で考えてみました。

理由① 外出や行動が減ったため

これは該当しない方はいないのではないでしょうか。行動自粛、生活の新様式、緊急事態宣言などで公私の外出や行動は著しく減っています。それがなぜ関係あるかというと、『運動』特に『歩くこと』が減り第2の心臓と言われるふくらはぎの筋肉を使えていないためです。そうなると心臓から下半身に送られた血液は静脈で心臓に戻りますが、それを促すのはふくらはぎの筋肉の収縮弛緩によるものが大きいのです。

理由② 会話が減ったため

理由①で述べたように行動が減ると人と会うことも減る方が多いです。そうなると必然的に以前よりも会話量は減ります。通常の会話には色々なメリットがあります。頭を使う、肺機能を使う、ストレス発散にもなる、などです。会話が減ったことにより、頭を使えていない、肺機能低下、ストレスが溜まるということになっています。

理由③ リモートワークのため

出社せずにリモートワークになると通勤で歩いたりも減りますし、加えて仕事中の姿勢が著しく悪くなっている方が増えています。要因の一つは、環境が整っていないため。机や椅子がデスクワークに適していなかったり、人によっては机を使わず床に座って姿勢を丸めて仕事をしている方もいました。二つ目は、人に見られていないため姿勢がかなり悪くなっていることです。無意識でも人に見られていると姿勢や見た目を気にするものです。それが全くなくなるので姿勢がとても悪くなります。

姿勢が悪くなると、下記のようなことが起きやすくなります。

  • 呼吸が浅くなる
  • 頚椎に負担がかかる
  • 口呼吸になる
  • 脳の血流量が低下する

まとめ

上記の3つの理由がコロナ禍での自律神経のお悩みの増加に繋がっているのではないかと考えました。この理由により自律神経の正常な働きを阻害していると仮定できます。しばらくはこの生活習慣を変えることは難しいでしょう。その分、セルフケアや良姿勢が大事になってきます。当整体院では施術はもちろんのこと、自律神経のお悩みが再発しないよう生活習慣の見直しや良姿勢を保つコツもお伝えしています。ぜひLINEでお気軽にご相談くださいませ。

朝霞のちいさな整骨院

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