「最近、なんとなく体調が悪い」
「病院では異常なしと言われたけど、つらさは続いている」
「朝から体が重くて、やる気も出ない」
こうしたお悩みで来院される方は少なくありません。
自律神経の不調というと、よく「ストレスが原因ですね」と言われることがあります。
もちろんストレスは大きな要因のひとつです。
ただ、当院では自律神経の不調を、ストレスだけの問題とは考えていません。
自律神経の乱れには、いくつかの要素が重なっていることが多いです。
たとえば、
- 心理的なストレス
- 考え方のクセ
- 疲労の蓄積
- 姿勢や体のゆがみ
- 首肩の緊張
- 胃腸の不調
- 睡眠リズムの乱れ
- 活動量の低下
- 食事や栄養の偏り
などです。
つまり、
「心だけ」でもなく、
「体だけ」でもなく、
生活全体のバランスが崩れている状態
として見ることが大切だと考えています。
自律神経は、体のさまざまな働きを調整しています。
呼吸、体温、睡眠、胃腸の働き、心拍、血流、発汗など、普段あまり意識していない部分を支えてくれています。
そのため、自律神経が乱れると、
- 朝起きづらい
- 疲れが抜けない
- 頭痛やめまいがある
- 動悸や息苦しさが出る
- 胃腸の調子が悪い
- 首肩がこる
- 不安感が強くなる
- 集中できない
といった、いろいろな症状が出やすくなります。
厄介なのは、これらの症状がひとつだけではなく、日によって変わったり、いくつも重なったりすることです。
「今日は頭痛がつらい」
「昨日は動悸が気になった」
「最近は胃腸がずっと重い」
「眠れているはずなのに疲れが取れない」
このように、症状があちこちに出るため、ご本人も「結局どこが悪いのかわからない」と感じやすくなります。
でも、それは気のせいではありません。
体が限界を知らせているサインとして、自律神経の不調が表れていることがあります。
当院では、自律神経の不調に対して、症状だけを見るのではなく、
- 脳の疲れ
- 首や背骨の硬さ
- 呼吸の浅さ
- 胃腸の働き
- 睡眠や生活リズム
- ストレスの背景
なども含めて確認していきます。
大切なのは、
「何が悪いのか」を一つに決めつけないことです。
自律神経の不調は、いくつかの要因が重なって起こります。
だからこそ、一人ひとりの状態に合わせて、体と心、生活の背景まで含めて整えていくことが大切です。






