皆さんは肩こりを感じておりますか?
当院でも、肩こりがひどくて頭痛が出たり、仕事や家事に集中できないなどの
肩こりでお困りの方が日々多くいらっしゃいます。
では、なぜ肩こりが起こってしまうんでしょうか。
肩こりの原因とは?
- 筋肉の疲労
- 寒さ
- 姿勢の悪さ
- ストレス
- 目の疲れ
など色々ありますが、今回注目するのは内臓の疲労による肩こりです。
内臓の働きの低下によって循環が悪くなり、筋肉に栄養が届きづらくなることで
肩周りの筋肉にも疲労が溜まってきて肩のコリやハリを感じるようになります。
内臓が疲労してくると、体は反射的に歪みます。お腹が痛い時はお腹を抱え込むように前かがみになったり、体がだるい時には背中が丸くなりますよね。
肩こりの原因の中に、姿勢の悪さとありますがこれは内臓の疲労から起こっていると考えられます。内臓に負担をかけないためには日常生活の見直しと改善が重要です。
内臓が疲労する原因
- 冷たい飲み物や、アイスや冷えたものをたくさん食べている
- お酒を飲みすぎてしまう
- 食べることが好きで、ついつい食べ過ぎてしまう
- 健康を意識して良いと思われるサプリメントを色々と飲んでいる
などがあります。
1つでも当てはまる場合は改善が必要です。これらのことはすべて内臓に負担がかかっています。
1、冷たい飲み物や、アイスや冷えたものをたくさん食べている
体を冷やしてしまうだけでなく、内臓に負担がかかってしまいます。また、アイスの食べ過ぎは糖質を取りすぎてしまい、循環が悪くなります。
循環が悪くなると筋肉が硬くなり、老廃物が体の外の排出しづらくなるため肩こりが起こりやすい環境になってしまいます。
- 冷たい飲み物、食べ物だけではなく、常温や温かいものを摂取する
- アイスの摂取量を減らす
2、お酒を飲み過ぎてしまう
お酒をたくさん飲みすぎると、内臓に負担がかかります。
また、アルコールは利尿作用が強く働くため、体の中が脱水になりやすくなります。
脱水になると、循環が悪くなり肩こりがおこりやすくなります。
- お酒の量を程々にする
- 脱水にならないように、アルコール以外の飲み物(水やカフェインなしのお茶)も摂取する
3、食べることが好きで、ついつい食べ過ぎてしまう
食べることは良いことですが、たくさん食べ過ぎてしまうと内臓に負担がかかってしまいます。これにより、肩こりが起こりやすくなってしまいます。
- 偏りがないよう、バランスよく食べる
- 腹八分目で抑えるようにする。
4,健康を意識して良いと思われるサプリメントを色々と飲んでいる
サプリメントは不足している栄養を補うためのものですが、必要のないサプリメントを摂取していると内臓に負担がかかるだけではなく、体にとって悪影響を及ぼします。
体は複合的に化学反応を起こすため、栄養素が偏るとバランスを取るために不必要な反応をしなければならなくなります。
- サプリメントを服用する場合は、専門家の指示を受けて摂取する。それ以外は控える。
これらの改善ポイントを参考にしていただけると、内臓への負担は減ります。
まずは、日常生活を見直して、改善できるところを探してみましょう。そして肩こりになりにくい環境にしていきましょう。
まとめ
- 内臓の疲労が肩こりに影響している。
- 内臓が疲労する原因が日常生活にあるかを探してみて、当てはまるものがあれば改善して内臓が疲労しないように改善していく。