皆さんこんにちは
肩こり改善の為に、整体院やマッサージに通われている方もいると思います。〇〇分で〇〇円や選ぶコースによって施術時間が長くなったりなどがありますよね。
長めに施術を行えば肩こりは改善しやすいと思いますか?
施術時間と効果は比例していません。逆に長時間施術を受けていることで悪くなってしまう可能性もあります。
なぜ長時間施術を受けていることで悪くなってしまう可能性があるのでしょうか?
施術時間が長いと、色々な部分をやってもらえて効果がありそうな気がしますが、そんなことはないのです。
人には刺激に耐えられる限界値があります。閾値(いきち)というものです。この閾値を超える刺激が体に加わると、本来なら体の状態が良くなるはずですが、逆に体が刺激に耐えられなくなり刺激に対して体を守ろうと反射が起こってしまうのです。
長い時間施術を受けた後に、体がだるくなってり、翌日にひどい揉み返しなどの経験をしたことがある方もいると思います。これは、閾値を超える刺激を受けたために起こっている副作用みたいな感じです。
閾値を超えないように施術を行い、肩こりなどの症状が改善するのが理想になります。
長めにマッサージを受けると筋肉が硬くなる?
先程お伝えしたように施術後にだるくなってり、揉み返しの経験をした事があると思いますが施術中や施術直後はどうですか?
「気持ちよかった」「楽になった」「体が軽くなった」とほとんどの方が感じるになぜすぐに元に戻ってしまってり、だるさ、揉み返しになってしまうのでしょうか?
それは先程もお伝えしましたが閾値を超えてもずっとマッサージを受けていると体が攻撃されていると捉えてしまい防御反応で筋肉を緊張させて硬くしてしまいます。
これを繰り返し行うことでどんどん筋肉が硬い状態になってしまい、最初は気持ちよく感じていたのに受ける度に物足りなくなってしまい、さらに強い力で押してもらうことでより緊張して硬くなるという悪循環になっていき結果、体を良くしようとして受けていたものが体を悪い状態に変えてしまうのです。
このことからマッサージを続けても肩こりの改善には繋がりません。昔からにイメージで凝り固まった筋肉は揉んだり、叩いたりすると効果的と思われがちですが、必要最低限な力でかつ時間も長すぎないようにすることが肩こりには効果があります。
筋肉を柔らかくする方法で皆様が簡単に出来るのが「硬くなっている筋肉をさする」ことです。
そんなことで柔らかくなるの?と思いますが、どこか硬いものなどにぶつかって痛い時などその場所を無意識でさすったりしませんか?
人間は本能的に手を当ててさするという行為をしています。さするという行為は血液の循環を促して筋肉の緊張を緩和してくれる効果があります。ぜひ、だまされたと思ってやってみて下さい。
まとめ
- 施術時間と効果は比例しない
- 人には刺激に耐えられるだけの閾値がある
- 刺激の閾値を超えると体は反射を起こしてします
- 長時間マッサージをしたり、強めに揉んだりすると筋肉は硬くなってしまう
- 筋肉を柔らかくするのには「さする」行為が効果がある
参考にしてみてくださいね