なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、起きてもすっきりしない。
寝不足が続くと肌にハリがなくなり、疲れた印象を持たれることがあります。これはメラトニンの減少により、身体の抗酸化力が弱まったためなんだそうです。
抗酸化力が弱まると体内の細胞組織が活性酸素からのダメージを受けやすくなり老化が進みます。
メラトニンの役割
【睡眠のコントロール】
起床した15時間後にメラトニンが分泌されて眠くなります。
【学習と記憶能力との関連】
アルツハイマー型認知症の人は、同年齢の人に比べてメラトニン濃度が低いそうです。つまりメラトニンが多いほどアルツハイマー型認知症になりにくいと言えます。
【抗酸化作用】
その効果は抗酸化ビタミンと言われるビタミンCやビタミンEを上回ると言われています。
メラトニンを増やす方法
【朝日を浴びる】
起床後30分以内に15~30分程度の日光浴をする。
部屋の電灯では不十分なので必ず太陽光を浴びてください。
【夜間の強い光を避ける】
光を浴びると分泌が抑制されるため、夜間に光を浴びすぎると睡眠の質が悪くなります。
部屋の照明を暖色系に変えるのもいいそうです。
【食べ物から摂取】
メラトニンを多く含む食品を摂取しましょう。
バナナ、ケール、とうもろこし、しょうが、キャベツがおすすめです。