こんにちは。
こんな時に皆さんもコルセットを使ったことはありますか?
- 腰が痛くて動くのもつらい
- ぎっくり腰になった時
- 慢性的に腰痛があるが仕事が重労働
- 重たいものをよく持つ
などなど
私の場合は、20代前半のサラリーマンだった時にぎっくり腰になり、あまりの痛さでその日はさすがに仕事を早退させてもらい近くの接骨院に駆け込みました。
治療後少しは痛みが取れましたが、まだまだ痛みは強く明日は仕事に行くようだと相談するとコルセットしなさいとその場で購入しました。
次の日からコルセットをして数日間仕事をしましたが、何とか動けるくらいで痛みは全く改善されませんでした。
結果からいいますと
「コルセットは腰痛の改善にはならない」
ということです。
コルセットは腰痛を治したり、痛みを軽くしたり、腰のサポートをしたりはしません。
ただどうしても動かないといけない時に腰の固定するためのものです。筋肉や関節を固定すると少しは動けるようになるので仕事や家事をする時は付けていても問題ないです。
けど付けっぱなしはダメです!
付けたままだとどうなるか
- 筋肉を使わなくなるので弱る。
- 関節を動かさないので硬くなる。
これでは腰痛は良くならないですよね。痛みが和らぐからと付けたままにするとさら腰の状態が悪くなってしまいコルセット無しでは生活が出来なくなるかもしれません。
なのでコルセットはどうしても動かないといけない時や重いものを持つ時だけ付けて、外せればすぐに外しましょう。
付ける場合は腰だけに巻かずに腰の筋肉が多く付いている骨盤を固定するように巻きましょう。
体幹の筋肉が弱まると
コルセットの使用期間が長い場合、体幹の筋肉が弱くなり体が支えづらくなりさらに腰痛が悪化する場合があるので、特に大事な内腹斜筋と腹横筋という筋肉の簡単なエクササイズをお教えします。
体幹(内腹斜筋、腹横筋)のエクササイズ方法
呼吸を意識しながら腹部を凹ませる「ドローイン」を行ってみましょう。
立って行うのと座ってもできるやり方をご紹介します。
■立って行う
- 足は肩幅くらいに自然に開き、胸を張って背筋を伸ばして姿勢を正します。
- 胸を張ったままゆっくりと息を吐きながら下腹部からお腹をへこませていきます。
- お腹がへこんだ状態を10秒~30秒キープ。呼吸は浅く続けます。
- 脱力して終わりです。
慣れないうちはお腹に手を当てるとお腹の動きがわかりやすでしょう。
■座って行う
- 椅子に浅めに腰掛けます。
- 姿勢を良くして胸を張ります。
- 息をゆっくり吐きながらお腹をへこませます。
- その状態で10秒~30秒キープして、元に戻します。
座ったままだと胸を張りづらいので、手は腰の後ろに回しておいても良いです。
どちらともとても簡単で場所も限られなので、ぜひやってみて下さい!
コルセットをすることより大切なこと
大切なのはなぜ腰痛なのか原因を把握して適切に対処することです。コルセットをしたまま何もしないでいても改善にはなりません。
しっかりと今の身体の状態を調べて根本的に腰痛を改善していくことが一番の方法です。
接骨院や治療院などで痛みが取れなくて「コルセットつけて様子見て」という先生がいたら注意しましょう。あなたの体のことを本気で考えていないかもしれません。
先ほども言いましたがコルセットでは腰痛は改善されません。
まとめ
- コルセットでは腰痛改善にならない。
- つけっぱなしはさらに良くない状態にしてしまう。
- 動く時、重いものを持つときだけ付けて、すぐ外す。
- 調子がいい時に体幹をドローインでエクササイズ
- 腰痛は頼れる専門家に相談する。
当院はあなたの腰痛改善のお手伝いが出来るかもしれません。
ぜひ一度ご相談下さい。